新潟県央地域を中心に運行するタクシー会社、中越交通(三条市北入蔵)が、燕市のご当地ラーメン「燕背脂ラーメン」の店を案内する「燕背脂ラーメンタクシー」を始めた。タクシー運転手は仕事の合間にラーメンを食べることが多く、同社は「地元密着の運転手だからこそ知る隠れスポットを案内したい」としている。

燕背脂ラーメン

燕市の背脂ラーメンは、同市で盛んな金属加工の職人がさっと食べられるよう作られたとされる。腹持ちの良い極太麺で出前でも伸びにくく、豚の背脂をスープに浮かせて冷めにくくしているのが特徴だ。市内に約40軒あり、県外から訪れる人もいるという。





 

燕背脂ラーメンタクシー

ラーメン店ののれんを車体に描き、屋根のあんどんを丼の形にした専用タクシーを1台用意。タイヤホイールには鳴門巻きも付いている。運転手は乗客の好みを聞いたうえでお薦めのラーメン店を紹介。要望があれば名所旧跡や菓子店などへも案内する。

運転は、社内の検定に合格した自他共に認める「ラーメン好き」4人が担当する。検定では、ラーメンの起源▽県内のラーメン消費量▽主要なお店の定休日--などが出題され、車内ではこうしたうんちくも披露する。

同社は、客からの反応が良ければ、長岡しょうがしょうゆラーメンなど「新潟5大ラーメン」全てのタクシーをつくることも検討中だ。専用タクシーは予約制で、120分コースで1万2000円(4人まで利用可)。